イタリア旅行記 その6-1
昨日の雨も完全にあがり、今日はいい天気。
昼すぎはむしろ暑すぎるぐらい。
イタリアの高速道路、アウトストラーダでローマに向かう途中
古代エトルリア人が住んでいたといわれる、丘の上の都市を見ることができた。
まずはバチカン美術館へ。
美術館の入り口。
中では飛行機の手荷物検査みたいなセキュリティチェック(実はウフィツィでもあった)もあり、それを終えて中庭へ。
美術館の中庭、ピーニャの中庭。
ピーニャとは松ぼっくりのことで、この松ぼっくりのブロンズ像があるからそう呼ばれているらしい。
中庭の中央にある『球のある球体』。直径4mほど。
一口にバチカン美術館といっても、中はたくさんの美術館が集まったもの。
とてもじゃないが全部をこのツアーの時間で見て回ることなどできない。
時間があれば、1日かけて見て回りたいところだ。
ラオコーン像。
発掘は不完全な状態でなされたため、幾度と修復されている。
円形の間。真ん中にいるのはヘラクレス。
美術館の展示品とは関係ないが、美術館の中から見えた、無線通信を開発したマルコーニが立てたバチカンのラジオ局。
美術館から『最後の審判』などで有名なシスティナ礼拝堂を見て、サン・ピエトロ大聖堂へ。
今まで見てきたものもそうだが、こういう聖堂とかの建物はとにかくどれもでかい。
今みたいに機械などあるわけもないのに、このような建築物を造っているのである。
当然完成するのにも何十年とかかり、これも1世紀以上かかっているという。
当時の技術力、そして宗教の力にただ驚くばかりである。
ミケランジェロが制服のデザインをしたと言われる、スイス人衛兵。
一通り見終わってバチカンから出たら、外の天気の良さもあって暑い。
辺りの店で水を買うことに。
さすが観光客が多いということで、店の人も客に合わせた言葉で挨拶している。
…でも、僕に対しては「ニーハオ」じゃないですから!
この後はローマ市内を観光したのだが、「その6−2」に続きます。