イタリア旅行記 その5

朝起きたら外は曇っている。地面は濡れている。
どうやら雨が降ったらしい…。
朝出発するころは降っていなかったので、このままの天気が続くことを祈りつつ、まずはピサへ。


ピサといえば、言うまでもなく斜塔で有名な地である。
それ以外にも



大聖堂やその付属の洗礼所など、見どころは他にもある。
しかしこの塔がこれほど傾いていなかったら、もっとマイナーな観光地だったかもしれない…


ピサの斜塔といえば、塔を使ってのおバカな写真(ガイドさん談)を撮るのがどこの国でもお約束である。
もちろん、僕らも撮ってきましたよ。








そして実はこの塔、予約すれば登ることもできるのだ!
ただしエレベーターなどないから、ひたすららせん状の階段を登らなければならない。



これが塔の上から見た、ピサの街の様子である。
昔、かの有名なガリレオは、ここから2種類の球を落とす実験で物体は質量に関係なく同じ速さで落下することを確かめたという。
僕もぜひそれを…やったらどう考えても怒られます。


ピサの観光が終われば、ミケランジェロ広場に立ち寄りフィレンツェの街へ。



ミケランジェロ広場からのフィレンツェの街…なんだが、写真を見てもわかるようにこのあたりから天気が下り坂に。
街に降りた時には結構な強さになり、急いで昼食のレストランに駆け込むも、靴も服もずぶぬれである。
昼食を食べた後は、



大聖堂やジオットの鐘楼を見たりして(写真は夜に撮影)、ウフィツィ美術館へ。
メディチ家のコレクションを展示してある美術館であり、有名な作品はボッティチェリの『ビーナスの誕生』や『春』である。



中は写真は撮ることができないので、美術館から見たポンテ・ベッキオ。
美術館を見終わった後は、街を散策。このころには雨もやみ始めていた。



ベッキオ宮殿。フィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、今も一部が市庁舎として使われている。



ベッキオ宮殿の隣にあるロッジア。
ここでも様々な彫刻を楽しめる。


しかし、やはり雨の中歩いたりして疲労が結構溜まっていたので、あまり気合い入れて回ることができなかった。
もったいない。
この日は帰るなりすぐに寝た。