四度目の四択

いよいよ名匠戦も中盤、文系学問限定の名匠戦・藍がやってきた。
いつものように朝出て、受付して、昼食とって、しばし待つ。


実は今回の大会は、ぷよと一緒に出る予定だった。
ところが僕がいざ家を出ようとした頃、小倉で新幹線が止まっているというメールが…。
信号が故障したらしい。
新幹線が止まるなんて珍しい。実際かなり大きなニュースになっていたようだ。
途中で動き出して、このペースで行けばぷよの出る文系その他には間に合うか…と思っていたが、広島まで行ったところで再度止まる。
これでは出場は絶望的…。仕方ないので、一人で頑張るしかない。


しかし相手には最近文系四択で400を叩きだしたというTRONさんはいるし、他の相手もサークルやトナメで当たって手ごわい相手…。
ここにきて激しく怖気づく。


早速予選で見たことある問題を1個ミス…。
でも自分の組の対戦では1位だったし、この点数なら晒し台は避けられて少しは気楽にできるかな?
…と思っていたら、また予選1位(=晒し台)だったらしい…。
緊張がさらに高まってくる。


相手は強いうえに晒し台。このことを意識しすぎたせいで、完全に思考が暴走していた。
決勝は早速1セット目からミス…。決して初見でも何でもない問題を。
2セット目は全答し、相手もここまでで全員1問ミスしていた。
これならばまだチャンスはある…と思った3セット目。


「ナポレオンが生まれた島は…コルシカ島ですが」
ここでみんなのランプが一斉に付く。
これってこんなに早い所で確定できるのか!?やばい僕も押さなければ!
そう思って焦って回答するも…なぜか押したのは分岐前の答え。
完全にオワタ\(^o^)/
あとは全員ミスすることなく4セット終了。
自分は2ミスで4位だった。


自分のふがいなさに腹が立った。
大体、試合が始まる時点で弱気でどうするんだ。
本気で勝ちにいくのなら、もっと強気にならなければ…。
これでは勝負の前から負けているも同然だよ。


ちょうど四択代表決定戦が終わったころぷよがやっと到着したので、長旅で疲れているだろうから一緒に少し休憩する。
休憩してまた会場に戻ってきたころ、ちょうど大会が終わっていた。
そして大会後の対戦会が始まっていた。
リストに文系四択があったので、もう一度、挑んでみることにした。


このときは特にプレッシャーがかかる要素も無いし、いつもどおりにプレイして、おおよそいつも通りの実力が出せた。
全答もしたが、相手のTRONさんには1点ぐらい差をつけられていた。
平常心でプレイしても、負けた。でもこれで気持ちがすっきりした。
どうせ負けるなら、こういう感じで本番も負けたかった…。


対戦してくださった皆様、ありがとうございました。
次はもっと、本番でも平常心で挑めるように、心の持ち方から変えたいと思います。