アイコ製作記 第1話

ポーズは決めたので、まずは下準備を始める。


素材はファンドで行くことにする。
今までいろいろ素材を試してみたが、石粉粘土ではこれが使いやすかった。
乾燥が遅くて作業感覚が開く、という欠点はあるが、仕事している間を乾燥時間に充てればよい。
幸い今はこれから夏になろうという時期なので、乾燥自体も比較的早い。


その他の素材としてはポリパテというのがあるけど、においが…。
これずっと使っていたら絶対脳がやられる。
もちろんこれはこれで利点があるが…。


素材を決めたところで、まず下絵を描いてみる。
製作予定のポーズでではなくて、普通の立ち絵を原寸大で。
これでまず、おおよその感じをつかんでみる。
大きさは、1/6スケールぐらいにしようと思うので、公式にはないがアイコの身長は150cm弱ぐらいと仮定して、25cm弱ほどの高さで。





左のは公式イラストをコピーしたやつね。
下手でもいいので、こうして一度立ち絵を描いてみるのは重要なことだと思う。
挫折したフィギュアの中には、作ろうとするポーズのイラストだけ見て作って、体のバランスがどんどんおかしくなっていたものもあったからさ…。


これを元に、骨組みを作っていく。
乾燥に時間がかかるので、まずこれだけあらかじめ。
これが生乾きのまま作ると、あとでまたひどいことになるから。



紙に直接置くと紙がぼろぼろになるので、原画はクリアファイルに挟んでいます。
ちなみに昔レンジで強制乾燥させようと思ったら悲惨なことになったので、できるだけやめたほうがいいと思われる。