救急車同乗実習その2

昨日の1件以降はそこまで重大な指令もなく、このまま実習も終わってしまうのか。
そう思っていると、2,3時ごろに指令が入る。天神のあたりで交通事故が起こったらしい。
現場に到着して愕然とした。事故を起こした車は大破して車種もよく分からないほどだった。
そのときその車の中にいる人を助け出す作業が始まっていたので、僕も少し手伝う。
その車の中の様子はもう、ひどい有様だった。何とか車の中から救出されて、病院へ搬送後、処置。
実習としてその一連の流れはすべて見ていたのだが、僕がもしも一般人であったならば、僕のほうが失神して倒れてしまったかもしれない、とだけ書いておく。


福岡周辺に住んでいる方はもうお気づきの方もいるかもしれないが、実はこの事故は新聞にも載っている。
そんな状況で、僕は今回実習をすることができた。
大学の救急車実習でこれだけの内容を経験できることは、本当に珍しいことだったらしい。
この経験は、きっと一生忘れることはできないだろう。